Re:社内SE(システムエンジニア)の日記のブログ

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2023年11月Google AdSenseより「収益化の仕組みが更新されます」のメールを受信。


私のoutlookが2023年11月8日(水)にgoogle adsenseよりメールを受信しました。

まずは、タイトルの収益化の仕組みが更新されます!に着目しました。

メールはこちら↓


アドセンスの収益分配構造の更新







広告業界が進化するにつれて、パブリッシャーが利用できる収益化の選択肢も増えてきました。現在、Web サイト所有者は、広告スペースを販売するために、直販、広告ネットワーク、セルサイド プラットフォームを組み合わせて使用​​しており、多くの場合、複数のテクノロジーを同時に使用しています。

これが、AdSense の収益分配構造の更新と、サイト運営者へのインプレッションに応じた支払いへの移行という 2 つの変更を行う理由です。これらの変更により、パブリッシャーは収益化に使用するさまざまなテクノロジーの異なる料金を比較する一貫した方法が提供され、メディア購入プロセスの透明性がさらに高まります。

私たちのテストによると、これらのアップデートの結果としてパブリッシャーの収益に変化が生じるとは予想していません。

Updates to how publishers monetize with AdSenseのGoogle AdSenseの一部より引用

 


さらに、こう書かれています。

 

 

Google 広告が AdSense のディスプレイ広告を購入すると、Google 広告は広告主の費用の平均 15% を保持します。多くの広告主がクリックやコンバージョンなどのユーザーのアクションに基づいて支払うことを選択しているため、Google 広告ではインプレッションごとの固定料金がかからないため、変動が生じます。全体として、パブリッシャーは引き続き収益の約 68% を維持することになります。

Updates to how publishers monetize with AdSenseのGoogle AdSenseのAdSense の収益分配構造の更新より引用

 

 

しかし、私が一番注目したのは、「パブリッシャー向けのインプレッション単位の支払いへの移行」である。


上記URLでの冒頭では、「収益分配構造の更新」に伴う収益の変化は生じないものと言っているにもかかわらず、次のように書かれている。






 

収益分配構造の更新に加え、AdSense は間もなく、主にクリックごとにサイト運営者に支払う方式から、インプレッションごとに支払うディスプレイ業界標準に移行します。このアップデートにより、Google の製品やサードパーティのプラットフォーム全体で広告スペースに対してサイト運営者に支払うためのより統一された方法が提供され、サイト運営者が使用している他のテクノロジー プロバイダーと比較できるようになります

Updates to how publishers monetize with AdSenseはgoogleアドセンスのパブリッシャー向けのインプレッション単位の支払いへの移行より一部抜粋

 

 

さらにこう続いた↓

 

この変更は、サイト運営者が Web サイトに表示できる広告の種類や量には影響しないことに注意してください。Google の広告ネットワークのサイト運営者は、AdSense ポリシーと、画面の大部分を占めるポップアップや中断広告などの行為を許可しないBetter Ads Standardsの両方を遵守する必要があります。

Updates to how publishers monetize with AdSenseはgoogleアドセンスのパブリッシャー向けのインプレッション単位の支払いへの移行より一部抜粋



注目すべきは、次の点であろう。
AdSense は間もなく、主にクリックごとにサイト運営者に支払う方式から、インプレッションごとに支払うディスプレイ業界標準

こちらの移行時期は、
アップデートは来年初めに有効になる予定」と記載がある。

クリック単価が廃止されて、インプレッション単価に移行されるというのだ。



私の感覚的には、改悪と推測するがどうなんでしょうか。
来年になってみないと分からないですが、2023年にはいってのchatGPTなどもありましたし、確実に変化の波が押し寄せてきていますね。


と前置きが長くなってしまいましたが、上記のメールの本質は・・
グーグルアドセンスのクリック単価からインプレッション単価への変更である。

[ 目次 ]

 

クリック単価からインプレッション単価へ変更



今までは、ページビューが少なくても、単価の高い広告がクリックされれば1~1,200円ほどの収益があったけど、これがインプレッション単価に変更となるというのだ。

FXなどの金融や美容系の広告がクリックされたときは、1クリックで700円や1,200円があったものだが、これが無くなるのである。
特定のジャンルに絞ったWEBページなんかは影響を受けると思う。

あるプラットフォーム上で利益を得ている者の宿命として、システムが変更されると、それに従うしかないのである。
そのためにリスク回避策として、amazonや各種アフィリエイトに登録しているわけだ。



さて、インプレッション課金型広告とは・・
広告が表示された回数を基準にするタイプのものである。
Googleは、こう言っている。
インプレッションによる課金が業界標準であり、それにならうということ。
この変更によってサイト運営者がWEBサイト上に表示できる広告数やジャンルへの影響はでないと言っています。

まあ、問題はそこではない。
Google AdSenseの収益にどのくらいの影響が出るかである。



さらにGoogleは、こう述べている。

これまでは1回の決済で処理していたものを広告側と提供側(パブリッシャー)で各々の決済レートに分割して処理するように変更するそうだ。
広告を表示したとき、googleのプラットフォームに関係なく、サイト運営者(パブリッシャー)が収益の80%を受け取れるようにしたとのこと。
サイト運営者ってパブリッシャーのことですよね?
この変更に関して、パブリッシャー側からのアクションは必要としないらしい。


パブリッシャーという言葉とサイト運営者という言葉が
出てきて非常に煩雑な文章となっているが。。

 

当ブログもGoogle AdSenseを利用していて、月額いくらかの収益を得ているけど、どのくらいの影響度があるかは2024年になってみないと分からない部分である。

これまでようにジャンルによって突発的な収益が出ること無くなるのだろうか。。


 

 








 

 


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