2024年3月のWindowsUpdateは、3月13日(水)に実施されました。
あれから1週間ほど経過しておりますが、いくつか更新後の障害が発生していますので情報共有します。
[ 目次 ]
- Windows10の更新プログラム(KB5035845)の不具合や障害
- Windows11の更新プログラム(KB5035853)の不具合や障害
- WindowsServer2019の更新プログラム(KB5035849)の不具合や障害
Windows10の更新プログラム(KB5035845)の不具合や障害
上記の更新プログラムは、WindowsOSのシステムのセキュリティの問題に対処する機能が含まれています。また、Windows 10 サービス スタック更新プログラムも改善されています。
ただし、一部の環境でインストールに問題が発生しています。
・複数のモニター(デュアルディスプレイ)を使用している環境では、Windows (プレビュー版) で Copilot を使用しようとすると、モニター間で予期せず移動する問題や、その他のアイコンの配置の問題が発生する可能性があります。
Windows の Copilot (プレビュー版) は、デュアル構成で使用されているか現在使用されているデバイスでは利用できない場合があります。
→マイクロソフトは、この問題を認識しており、解決に向けて取り組んでいるようです。
Windows11の更新プログラム(KB5035853)の不具合や障害
Windows11向けに配信された更新プログラム(KB5035853)では、次の不具合が確認されています。
・一部の環境でブルースクリーン (BSOD) が発生する報告があります。
・パソコンの動作が遅くなる問題、および一部パソコンで起動しなくなる現象も報告されています。
・プリンター関連の不具合が報告されています。
すべてのWindows11の環境で発生するのではなく、一部PCで発生するようです。
Microsoftは、今回の現象について、まだ認めていませんので公式にアナウンスは出していません。
パソコンが起動するのであれば、更新プログラムのアンインストールをしておき、WindowsUpdateを一時停止しておきましょう。
起動しないのであれば、Windowsのインストールメディアで回復環境から起動します。
そして、詳細オプションより更新プログラムのアンインストールを実行するか、WindowsUpdateの前の復元ポイントが作成されていればシステムの復元を実行しましょう。
WindowsServer2019の更新プログラム(KB5035849)の不具合や障害
Windows server系でも、いくつかの報告があります。
Windows Server2016、2019、2022です。
サブタイトルのKB5035849は、2019のものです。
不具合の内容は、
1.一部のユーザーはタッチ キーボードが開かない。
こちらは、MicrosoftよりKB5035849で修正されるとのことです。
2.ドメインコントローラーがクラッシュしたり、自動的に再起動が発生する
こちらは、マイクロソフトは把握しておらず、解決策としては該当の更新プログラムのアンインストールすることです。
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