Excelファイルを開こうとすると、下記のメッセージが表示されて開くことができないと
問い合わせがありました。
Microsoft Excel
「メモリまたはディスクの空き容量が不足しているため、ドキュメントを開いたり、保存したりできません。
・不要なブックやプログラムを終了して、メモリの空き容量を増やしてください。
・ディスクに保存されている不要なファイルを削除して、ディスクの空き容量を増やしてください。」
3月12日の朝、Excelのファイルを開こうとしたらおかしなメッセージが表示されて開けません(泣)
どんなメッセージ?
メモリ不足とか、空き容量が不足しているとかです。でも最近更新したパソコンですし他には何も起動していません
まず、疑うは。。今週は第2週ということだ。WindowsUpdateの匂いがプンプンするぞwww
とりあえず、ローカル(デスクトップ)に保存すると開くことができます。
ネットワーク関係のセキュリティかな。よし!解決方法を探っていこう
[ 目次 ]
原因
ネットワーク上(共有サーバ)のExcelやWordファイルを開こうとすると、発生する。
社内システムやクラウドシステム、またはWEBメールの添付ファイルを開こうとしても発生する。
3月10日、11日に配信されたWindowsUpdateのWindows10向けの更新プログラムKB5000802またはKB5000808が原因と推測します。
このKB5000802とKB5000808は、京セラ(KYOCERA)のプリンターで印刷しようとするとブルースクリーンが発生する。
FAX送信が行えないという不具合が確認されています。
これらをアンインストールすることでも解決すると思います。
アンインストールした後はWindowsUpdateのインストールを一時停止しましょう。
WindowsUpdateの更新プログラムのアンインストール手順はこちら↓
解決方法
解決方法としては2つあります。
1つ目は、
サーバ上、またはクラウド上にあるWordやExcelファイルをデスクトップ上に保存した後に開きます。
2つ目は、
下記の手順でセキュリティを変更します。
ExcelやWORDのオプションより
トラストセンターのセキュリティを変更します。
1、Excelより「オプション」を選択する
2、「トラストセンター」をクリックする。
さらに「トラストセンターの設定」をクリックする。
「保護ビュー」をクリックする。
オプションの選択が3つある。
とりあえず、今回の場合はサーバ上だったので一番上の
「インターネットから取得したファイルに対して、保護ビューを有効にする」のチェックを外したらファイルを開くことができました。
もし、ダメなら
他の2つ
「安全でない可能性のある場所のファイルに対して、保護ビューを有効にする」
「outlookの添付ファイルに対して、保護ビューを有効にする」
のチェックを外すことで解決できます。
ただし、セキュリティ上は好ましくないのでWindowsUpdateの不具合が解消されたら、設定は元に戻しておくことをおすすめします。
しかし、年度末の忙しいこの時期に久しぶりに大きなWindowsUpdateの不具合の報告となっていますね。
ネットワーク上なので、再起動とかSMB関連を疑ってましたが
まったく別のところでした。
3月10日、11日のWindowsUpdateの影響のようです。
他のSEの方も独自の視点や技術情報を公開されています。
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