2022年8月31、9月1日頃から問い合わせが急増しました。
ネットワーク(共有フォルダ)上のExcelマクロを実行しようとすると、マクロがブロックされました!と表示されます。
いつから?
私が気づいたのは、月初の9月1日です。
一番業務が忙しい時じゃないかぁ マイクロソフトがまた何かやらかしたのかww
一応、自分のPCのデスクトップ上にもってくるとマクロは実行できるけど、それだとみんなで共有している意味がないので。
了解~、ちょっと調べてみるので画面を見せてね
[ 目次 ]
現象
ネットワーク上、共有フォルダにあるExcelマクロのファイルを開こうとすると
「セキュリティ リスク!!」
「このファイルのソースが信頼できないため、Microsoftによりマクロの実行がブロックされました。」
「詳細を表示」をクリック
するとまさかの
もうサポート切れのIE(インターネットエクスプローラ)が開くではあ~りませんか!?
「潜在的に危険なマクロがブロックされました」と大きな文字で表示しておきながら
IEで開くという、もう滅茶苦茶だなww
解決策をうたっているページ(日本語翻訳されている!?)
こんな細々とした複雑な解説ページが表示されても素人には、何を実行すれば良いか分かりません。
詳細を表示を無視して、×で閉じて、マクロを実行しようとすると当然できない。
ちなみにデフォルトのブラウザはgoogle chromeです。
となんだか長くしまいましたが、解決策です!!
解決策
2023年7月9日(日)更新:
ここでは2つの解決方法をご紹介します。
Excelファイルのプロパティで対応する
1.マクロが実行できないエクセルファイルを選択して、右クリックしてプロパティを選択します。
2.セキュリティ:とあって
このファイルは他のコンピューターから取得したものです。
このコンピューターを保護するため、このファイルへのアクセスはブロックされる可能性があります。と表示されている右側に□許可するのチェックボックスがあります。
こちらにチェックを入れて、「OK」をクリックすると使えるようになりますよ。
信頼済サイトに登録しておく
ネット上で検索すると、ファイルのプロパティよりブロック解除
とか
Excelのファイルよりトラストセンターにいって、信頼済の場所をIPアドレスではなく名前引きで登録する
とか
マクロのセキュリティを下げるとか
あるけど、これでは解決しませんでした。
一番簡単で安全な方法!?が次のとおりです。
IEやEdgeのインターネットオプションから登録する
信頼済サイトに登録します。
1.Windowsの左下の検索入力ボックスに「インターネットオプション」と入力します。
2.インターネットオプションを開きます。
・セキュリティタブに切り替えて、信頼済サイトを選択状態にします。
・右斜め下の「サイト」をクリックします。
・このWebサイトをゾーンに追加する
に共有サーバのIPアドレスを入力して追加をクリックします。
この時、https:を必要とするのチェックは外します。
アドレスは、https://ではなく
file://XXX.XXX.XXX.XXX
です。
これで、Excelを開くとマクロを有効にするの表示はされますが、
クリックすると通常のようにマクロが使えると思いますよ。
ちなみにネットワーク上に置いてあるExcelファイルをローカルPCのデスクトップ上にもってくるとマクロは実行できます。
しかし、これだと共有サーバ上に置いておいた意味ないですからね。
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