こちらは、社員の自宅のネットワークとパソコンについて質問があったので記事にしてみました。
ひとえにIPアドレスと言っても、WAN側とLAN側では話がかわってきます。
ここでは、
LANは、同じ建物
WANは、建物の外と想定してください。
LAN(ローカルIPアドレス)は・・
同じネットワーク内で通用する住所です。例えば、オフィス内のネットワークや家庭用のネットワークでは、通常ローカルIPアドレスが使われます。同じネットワーク内で一意であれば良いので、違うネットワークであれば同じIPアドレスを使っても問題ありません。ローカルIPアドレスは、建物の中の特定の場所にあたります。
WAN(グローバルIPアドレス)は・・
インターネット上でデータをやり取りするために使われる住所のようなものです。これは世界中で一意で、他の人と同じIPアドレスを使うことはできません。グローバルIPアドレスは、自分の建物までの住所に相当します。
具体的な例を挙げると、私が今使っているパソコンのローカルIPアドレスは「192.168.1.2」ですが、世の中には同じ「192.168.1.2」をローカルIPアドレスとして使っている人がたくさんいるはずです。
ルーターは、インターネット上のどことやり取りするかに加え、LANとWANのアドレスを変換する役割を果たします。
一般的に家庭では、特に設定した記憶がなければ、動的IP(DHCP有効)になっていると思われます。
それをパソコン側で確認する手順は、次のとおりです。
1.ネットワーク接続の表示をする。
Windowsの検索窓に「ネットワーク」と入力すると、「ネットワーク接続の表示」が表示されるのでクリック。
2.「イーサネット」、または「wifi」を選択状態にして、右クリックしてプロパティをクリックする。
3.ネットワークのプロパティが表示されるので、「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)」を選択状態にして、「プロパティ」をクリック。
4.IPアドレスを自動的に取得するにチェックが入っていれば、動的IPです。
次のIPアドレスを使うにチェックが入っていて、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイに数値が表示されていれば、固定IPアドレスが設定されていると言えます。
また、現在使用しているパソコンについて
何番のIPアドレスが割り当てられているかは、コマンドプロンプトよりipconfigで確認することができます。
1.Windowsのシステムツールより「コマンドプロンプト」を起動する。
2.「ipconfig」と入力してenter。
わたしのIPアドレスは、107番と言えます。
2024年現在、IPアドレスを聞かれた場合は、IPv4の数値を回答します。IPv6が必要な場合は、質問者が付加して聞いてくるでしょう。
それでは、IP固定が使用される場合は、
企業内LAN環境において、ファイルサーバや複合機プリンタなどです。
ファイルサーバは、名前引きではなくIPアドレス指定でショートカットを作成されている場合もあります。
ファイルサーバのIPアドレスが再起動するたびに変わってしまったら困りますね。
また、同じLAN環境内に固定IPアドレスで同じ設定した端末が存在する場合、後でネットワークに参加しようとした人のパソコンは、ネット接続できません。
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