RPAとは「ロボティック・プロセス・オートメーション」のことである。
JRAとは「Japan Racing Association」のことである
直訳すると、日本レーシング協会となるわけだが??
さて、本題
この記事では、ひとり情シスの私が「Rocket Mouse Pro」を導入しようと思ったまでのプロセスを書いています。
そして、今後はRPAソフトであるRocketMouse Pro(ロケットマウス プロ)を駆使してどこまで業務の自動化ができるかを実行していきたいと思います。
無知な私が「RPAとは」を学習する
RPAを導入するにあたり、新型コロナ前の時期にはシステムベンダーが開催するRPAセミナーに参加していた。
その中で紹介されたRPAソフトウェアには・・・
WIN ACTOR
UI PATH
BluePrism
などがあった。
次にもう少し調べたところ
パトロールロボコン
Biztex Cobit
SPA
ipasロボ
RoboticCrowd
等があった。
どれもプロミングは必要とせず、GUI間隔で操作できとかフローチャートを書けばみたいな巧なトークで私を誘ってきたw
ちなみに私自身はSier時代に、WEBブラウザを座標で判断してマウス操作を自動化するアプリの作成に触れたことはあった。
(作ったわけではないですよ、コードレビューとおさわりしただけです)
一通り、セミナーの資料を見渡したところで次の行動に移った。
RPAを導入することへの期待値を設定する
WinActorやBluePrismあたりをベンダーから購入し、ロボット設計などを依頼すると
中小企業ではとても費用対効果を得られないと私は判断しました。
私の知り合いの企業でも導入まではスムーズに進んだが、ユーザー部門への浸透にはかなり手間取ったという話を聞きました。
悲しいけど、コレ現実なのよね
次にRPAを導入したからといって、人の仕事を奪うとは違うと認識しました。
さらに一度RPAを設計すれば、完璧なロボットな24時間稼働し続けてくれるとは違うのではないかと思うようになりました。
そこで、RPAへの期待値として下記の点を設定しました。
1.現行業務の洗い出しと業務の共有化
→これは、完全に一人で行っている仕事を誰もができるように、そしてどのような手順で行っているのかを把握します。
そして改善点があれば、見直します。
2.導入しようとしているRPAはAI機能を持ち合わせていないので、人が行うべき業務の有効性の判断に役立ちます。
3.単純で大量、そして繰り返し行う作業の自動化
4.業務システムやクラウドシステム間の手動で行っているデータ連携の自動化
4なんかは10年前にある特定フォルダにcsvが置かれたら、WindowsWebServiceを利用して更新していましたので劇的に技術が進歩したという印象はないですね。
VBScriptで作ったVBSファイルをタスクスケジューラーで実行するというのもやっていました。こちらは20年前でしょうか。
自動化できそうな定型業務を列挙する
この作業にはすべての業務知識があるわけではないので、実際に担当しているユーザーの方に協力してもらった。
RPAツールを使用して自動化できそうな業務は次のようなものであった。
・人事給与システムからの社員情報を基幹システム、およびクラウドシステムへのデータ連携
・クラウドシステムから業務システムへのCSVデータの連携(アップロード、ダウンロード)、またその逆。
・CSVデータより各システムへの入力フォームからの更新
・メールソフトでの自動送信
・そのほか機能的には上記に準じた入力作業
優先度としては、
◎各システム間のデータ連携
○CSVデータより業務、およびクラウドシステムへの入力
とした。
次の記事では、RPAソフトとして使用する「RocketMouse Pro」で何ができるかを書きます。
他のSEの方も独自の視点や技術情報を公開されています。
また、システム構築、業務改善、office365の活用事例もご紹介されているサイトもありますので皆さんも参考にされてはいかがでしょうか↓
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