ことの成り行きはこうだ。
「自分自身の当たり前は他人のあたり前ではない。」
私は当日のプレゼンの統括管理(仮)の立場であった。
各社より提出されたPowerPointのファイルを写真、動画、フォントのチェックをしていた。
写真や動画は正確にはわからないので適当に表示させて流していた。
ところがフォントは、あきらかにタイトルなのにサイズが細いなあと思っていたところプレゼン用に使用するモバイルPCでは存在しないことが判明した。
[ 目次 ]
- 受け取ったパワポのファイルの使用フォントを確認する。
- 自分自身のPCに使用されているフォントの存在をチェックする。
- 対処方法1 フォントを置換してもらう。
- 対処方法2 フォントを埋め込んで保存し、再度提出してもらう。
- 根本的な解決方法
受け取ったパワポのファイルの使用フォントを確認する。
1、ホームタブの右端に置換があります。
2、置換前のフォントのコンボボックスを開くと、使用されているフォントが一覧で確認できます。
自分自身のPCに使用されているフォントの存在をチェックする。
PowerPointのメニューでは使用されているフォントが使用しているパソコンに存在するかどうかを一発で確認するコマンドはありませんのでフォントを埋め込んで保存を実行します。
実行したときにフォントが存在しないときは、警告メッセージが表示されます。
「HG創英角ポップ体」 理由でフォントは使用できません
「HGP創英角ポップ体」 理由でフォントは使用できません
フォントを埋め込んで保存の手順は、このページの「フォントを埋め込んで保存~」をご参照ください。
どうして存在しないフォントが使用されるのか
officeのバージョン、2010、2013、2016、2019、office365によって
インストールされるフォントに違いがあります。
→ってか、コレ問題ですよね。
だったらWEBサイト上に無料でダウンロードできるセットアップファイルを置いておいてほしいです。
かつては置いてあった場合でもサポート終了と同時にページが存在しませんになるのはどうでしょうか。。
EPSON Pゴシック W6、EPSON Pゴシック W7は、おろらくEPSONのアプリケーションをインストールしたときに勝手にインストールされたフォントです。
このようにフリーソフトと一緒にインスト―ルされる文字は意外と多いです。
でも、あえてそれを使用してくるという。。
このMS-Minchoはナゾです笑
たとえば、HGP創英角は下記のマイクロソフトのページよりダウンロードできます。
フォントはインストール後、再起動が必要となります。
HG45.msiが実行ファイルです。
今回のフォントでインストールしようとして一番苦労したのが・・・
Arial Unicode MS 標準です。
Arial Unicode MS フォントは使用できません(泣)
→ネット上を探したけど、無かったです。わたしの検索力がないだけかも知れませんが。
で、office2013がインストールしてあるPCの
C:\Windows\fonts
を確認したところ存在しました!
そのファイルを別のPCの該当フォルダにコピペするだけで使用できるようになりましたよ。
さて、次からはフォントのインストールを諦めて、提出者に何とかしてもうおうというものです。
対処方法1 フォントを置換してもらう。
このページのはじめにご紹介したフォントの確認のところの手順と一緒でフォントの置換で使用されているフォントをクライアントに存在するフォントに一括置換します。
対処方法2 フォントを埋め込んで保存し、再度提出してもらう。
1、ファイルよりオプションを選択します。
2、保存のところで下の方に「ファイルにフォントを埋め込む」がありますのでチェックします。
使用されている文字だけを埋め込む
にした方がファイルサイズが小さくて済みます。
すべての文字を埋め込むを実行すると、ファイルによっては10倍以上に増大します。
根本的な解決方法
最初に案内するときに特殊なフォントの使用の有無にかかわらず、フォントを埋め込んで保存してもらうが一番です。
すべてのフォントだとファイルの容量がすごく重たくなるので使用フォントのみで構わないと思います。
他のSEの方も独自の視点や技術情報を公開されています。
また、システム構築、業務改善、office365の活用事例もご紹介されているサイトもあrますので皆さんも参考にされてはいかがでしょうか↓
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