前回の記事で私自身、転職活動して内定をもらったけど、実際は転職しなかったことを書いた。
下記に私の転職履歴を載せておく。
筆者の転職履歴
期 間 | 職 種 |
5年 |
macintoshを使用してDTP(デスクトップパブリッシング)。 |
14年 | Windowsを使用して独立系Sierでプログラマー・SEとして働く。 客先常駐は一切無く、受託開発が主で要件定義~設計~開発テスト~運用保守を行う。 |
5年 |
ユーザー企業に転職して、社内SEとして働いている。 |
その転職活動をしたのは、14年勤めていたSierのころだ。
プログラマー・SEの年収(給料)は、その会社に依存される。
会社側としては、なるべく支払う給料を低く抑えたい。
経営者なら誰もが思うところだ。
実際、プログラマー・SEが給与を上げようと思ったら、転職しかないと思っている。
それ故に、長く働く生抜き社員と中途採用の社員とで年収の逆転現象が起こってしまう。
これは日本のSierの現在(2021年)の構造上、仕方ないと思うほかない。
ここからは、リーマンショック前に私自身がとった行動を簡単にかいてみる。
当時、私は結婚をして今後のキャリアを考える上でも給料を上げるのは至上命令でもあった。
考えたのは、2択である。
より年収の高い会社へ転職する
会社に年棒(年収)交渉をするw
最終的に私がとった行動は、2つのミックスであった。
転職活動する時期もポイントではある。
やはり好景気の方が圧倒的に求人も多く、年収も高い傾向にあるように当時は思えた。
時系列で行くとこうだ。
◆ Dudaの紙媒体、またはネットサービスで求人情報を検索し、転職活動をする。
リクルートエージェントに登録して、エージェント経由で転職活動をする。
◆ 転職活動をして、現在より年収が高いところの内定をとる
普通は、ここで転職を即決してもよい。
しかし、当時の私はSEのスキル的に転職してやっていけるかの不安と通勤など生活環境を変えたくなかった。
そこで、会社側に「他の会社に内定をもらったという旨」の話を含んで年俸交渉をした。
あっさりと
年収が120万円以上
上がった!!
もし、拒否されても転職しても良い会社の内定を得ておくところがポイントではある。
それと、もう一つ
たまたま私が転職活動を終え、給料を上げてもらった1年後にリーマンショックが発生したのは運が良かったと思っている。
転職活動をしてみると、自分の市場価値が分かります。
プログラマー・SEというと日々の業務に追われて、なかなかそんな時間見つけれないと思うかも知れませんが、時間は一刻一刻と流れていきます。
手遅れにならないようにアンテナを張り巡らすことが重要ですね。
次回は、ネット上の転職サービスで「自ら探して活動」するのと、「エージェント経由の転職活動」では、どちらが良いかを振り返ってみたいと思います。
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