プレゼンでは「起承転結」ではなく、「はじめ、なか、おわり」で行け
話を相手に伝える
SEという職業柄、人前で話す機会はたくさんあります。
顧客からRFPや要望を受け取り、それに基づいて
システムの構築提案や改善提案をします。
相手に内容を伝えるといっても、時間は無制限にあるわけではありません。
プレゼンでたくさん伝えたけど、結局何が焦点でというインパクトが
残らないということがよくあります。
このときに大切な事は
「話の中身」と「伝え方」です。
わたくしは、伝えるべき、話題を絞り、効果的に伝えるためには
どうしたら、よいかを考えてプレゼンの組み立てをしています。
プレゼンでは「起承転結」ではなく、「はじめ、なか、おわり」で行け。
これは、わたくしの経験上
プレゼンでは、起承転結で話をまとめるのでなく、
「はじめ、なか、おわり」で十分だ。
基本的には、結論というか言いたい事は「はじめ」にいう。
また、「おわり」にも「はじめ」に伝えたことを繰り返すように言う。
「なか」は具体的な事例を挙げて話す。
プレゼンの最中、はじめから最後までず~と、話に集中して
聞く人なんていないと勝手に思ってます。(自分がそうだから)
話題を絞るにはどうしたら、よいか。
例えば、いままでタイムカードや、勤務表に手書きで
行っていた勤怠管理をWEBシステムを取り入れた勤怠管理システムへの
改善提案をするとする。
システム化することで得られるメリットを
windows標準機能である付箋機能を使用してデスクトップ上に
思いついたことを書きだす。
メリットの中で伝えるべき項目の優先順位をつけて
付箋を並べ替える。
「はじめ」と「おわり」にいうのは
WEBシステムを取り入れた勤怠管理システムということである。
これだけだと現場の人は、拒否感を示すので
具体的な事例を優先順位の項目順に伝えていく。
・タイムカードからの転記ミスがなくなる。
・現場からWEBシステムを使って出退勤の登録ができる。
・各事業所での社員の出社状況を把握できる。
余談ですが、あらかじめユーザー(顧客)側よりRFPを作成してくるところへの
プレゼンとしては、RFPの中身を随所に取り入れて話すと
採用されやすいと感じています。
これは、わざわざRFPを作成してくるぐらいなのですから
相手の考えている内容に沿って、または取り入れて話すほうが
相手も、うんうんとうなずいてプレゼンの選考を通過しやすいというわけです。
わたし自身、文章を作成するのに最近この本は
かなりイイと思った本があるので紹介したい。
レビューをみていただくと、その威力がわかります。
他のSEの方も独自の視点や
業務に合ったフリーソフトを使用していらっしゃいますので
皆さんも参考にされてはいかがでしょうか↓
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